#投稿9 わたしの原点 ~陸前高田市広田町との出会い~

皆様いかがお過ごしでしょうか?
カレンです。

最近は、新型コロナウイルスの影響で家に引きこもりがちな生活を送っています。そろそろ、マンネリ化した生活から抜け出したい・・・!最近の癒しは、ペットの柴犬と戯れることです笑

 

わたしの原点 

今回は3年前私が初めて民泊をした時の話をしようかと思います(^^)/ これは、私の原点の話です。

大学一年生19歳の夏に、初めて陸前高田市広田町に足を運びました。

なぜこの町と出会ったのか。それは偶然ではなく、明確な意図をもって私自身のした選択があってのことでした。
看護の道を選んだ中で、もっと広い視野で世の中を見ることのできる人になりたい。今までとは違う新たな場所で、何か挑戦をしてみたい。そして、2011年3月11日の東日本大震災当時に何もできなかった自分への後悔もありました。
ただの学生以上の自分を目指して、その一歩としてChangeMakerStudyProgram(通称:CMSP) に参加をしたのです。

(写真:CMSP26期の仲間たち)

はじめての広田町、はじめての民泊

このプログラムの一日目が民泊でした。(現在は民泊ではなく交流会などを行うそうです。)私が民泊をさせていただいたご家庭は、東日本大震災にて津波の被害で家屋が倒壊し、震災から6年後の当時に新居として建てたばかりお宅でした。

今でも鮮明に覚えていることがあります。広田町に到着し、プログラムのイントロダクションを行ったあと、今回の民泊先のご家庭に向かいました。民泊初体験だった私や仲間たちは、とても緊張をしていました。

どんな方なのだろう。
何を話したらいいのだろう。
震災の被害を大きく受けた町、
そこに住む方と話すのははじめてのこと。

そして、対面の時。扉の先には、笑顔で優しい雰囲気のおばあちゃん(以下:やよさん)が待っていました。

「待っていたよ、おあがり。」

見ず知らずの町へ来た若者をこんなにも歓迎して迎えてくれたこと。優しい言葉で、私たちの緊張を一瞬で溶かしてしまった、顔合わせの瞬間。

今でも忘れられないひとときです。

何度通っても、この町の方々から受ける無性の愛は、決して当たり前にしてはならない「ありがたい」ものだと思います。

(写真:贅沢すぎる日の出の景色)

暮らしに溶け込んで過ごした時間

夏だったので草むしりや畑仕事のお手伝いをしようと考えていたのですが、気を使ったやよさんは事前に全て終わらせてくれていました。
予想外でしたが、泊めていただくご好意に感謝して、出来ることを見つけてはやらせていただくようにしました。

夕飯の支度は、たくさんお話をしながら楽しく皆で作ったちらし寿司やたこ焼き、帆立、わかめの煮物などをいただきました。私たち向けにと用意されたものから、漁師町ならではの料理まで。

やよさんの作ってくださった料理は美味しくて、特別にやさしい味がしたのを覚えています。

次の日には、家の庭から見える海の景色をともに眺めたり、震災当時のお話を聞きました。
当たり前がなくなった経験を赤裸々に語るやよさんの姿や言葉から、自然の脅威今生きていられることの素晴らしさ、ありがたさを実感しました。

(写真:やよさんの家の前に広がる景色。オーシャンビュー!)

当時を振り返り、今感じること

東日本大震災から9年が経とうとし、震災の記憶が風化しつつあります。これが一番怖い。忘れてはいけない記憶が、ここにはあるというのに。

私は生まれも育ちも東京。東日本大震災当時は小学6年生で、私の身内や周囲の被害で大きかったものは、福島県に住む祖父母の自宅で、いくつかの家具が倒壊したり、ご先祖様の眠るお墓が崩れてしまったこと。幸い、大切な人の命は守ることができました。

震災というと人には話しづらい、マイナスなイメージが一般的に強いけれど、この町で出会ってきた方々の多くは、様々な場面で自身の経験を私たちに話してくださります。

そんな町の方の姿や言葉を受けて、今、私は命の尊さを感じ、当たり前を当たり前にせず、日々にありがとうと、幸せを噛みしめながら生きていこうと思っています。

そして、この民泊をきっかけに、この町に住む人々のあたたかさ、素敵さに触れて、そんな人々がいるこの町の素晴らしさが分かりました。

いつの間にかこの町は、私にとってかけがえのない大切な場所となっていました。

 

あなたがこの町を訪れるべき理由

この町は、今後日本が直面する課題を先取りしている課題先進地域でもあります。例えば、少子高齢化や人口減少の問題は暮らしの中でも顕著に現れています。

 

自分が被災をしたわけではないからこそ、全てを理解することは到底できません。しかし、この民泊で分かったことがあります。

 

自分の五感を使い、その町の過去知り、現在を見て、当事者の体験を聞く。そのことは、どこか遠い話だった震災を近くに感じさせてくれました。

行かなければ分からなかったことがたくさんあります。

昨年度、陸前高田市には修学旅行などで日本各地から中高校生たちがのべ4500人訪れました。

そしてなんと、東北最大規模の受け入れ地域となりました!

震災後力強く今を生きるこの町の方の姿から、あなたは、そしてあなたの身近な大切な人は何を感じるのでしょうか。

ぜひ、体感しに来てください!

(写真:やよさんとのお別れの際に感謝を伝えている様子)

 

次回予告

次回は、ちからが自身の民泊体験について熱く語ってくれます。大学で建築を学んでいる中で、今後の人生について悩んでいたちからは民泊の夜に・・・

お楽しみに!

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